2024年以降(第216~213回国会)の発言数: 30
※ 会議の議長だった場合の発言を除く
全1件 / 1ページ
2024-12-19
お答えいたします。
原子力は、エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素を同時に実現していく上で重要な脱炭素電源であり、再エネとともに、安全性の確保を大前提に最大限活用するというのが政府の方針でございます。具体的には、既設炉の再稼働の加速や次世代革新炉の開発、設置などに取り組むこととしております。
震災以降、長きにわたる建設機会の喪失で、委員御指摘ございましたが、原子力産業、人材基盤が脅かされつつありまして、その維持強化は喫緊の課題でございます。経済産業省では、関連する企業、団体から成る原子力サプライチェーンプラットフォームを立ち上げまして、中小・中堅企業を含む全国約四百社の原子力関連企業に展開をしておるところでございます。
その上で、委員御指摘の開発、建設の目標、見通しは、産業界や原子力を学ぶ若者に対するメッセージにはなると考えられますが、他方、国だけで一方的にお示しできるものでも、お示しできるものではなく、引き続き、国が前面に立って、地域や事業者とコミュニケーションを重ねる中で一つ一つ明らかにしていく必要があると考えているところでございます。